こんにちは!院長の高です。
子供が生まれてからというもの、映画館で映画を見ることがなくなって久しいですが、私、結構映画が好きです(といっても映画通というほどではなく、ぼーっと見る程度ですが)。
なので2月末のこの時期は必ずアカデミー賞授賞式をチェックして録画して見るのですが、今年はエライ事件が起こってしましました!
ニュースで見られた方もおられたと思いますが、なんと最後の最後、最高潮に盛り上がりをみせる中、発表される花形の作品賞の発表でなんと!取り違えが起こったのです。
監督賞や女優賞など今年の注目作だった「ラ・ラ・ランド」が間違って読み上げられ(本当は「ムーンライト」という別の作品が受賞)、壇上で俳優や監督・スタッフが喜び抱き合い、何人かは友人や家族に感謝のスピーチを行った途中で、間違いに気づいたのです。。。。
全世界で十数億人が注目する最高のステージでの、このグダグダ。。ステージ上は混乱してたのですが、この人が急にマイクの前で仕切り始めたのです。
ジョーダン・ホロウィッツという「ラ・ラ・ランド(間違えて呼ばれた方」のプロデューサーなのですが、彼はこう言います。
「作品賞は間違いです。本当はムーンライトです!ムーンライトのみなさん、壇上に上がってきてください。これは冗談でもなんでもありません、受賞おめでとうございます!」
なんたる潔さ!
悔しいだろうし、感謝のスピーチもしたので恥ずかしさ、情けなさ、間違いに対する腹立たしさもあるだろうに、この振る舞い!完璧な対応です。
感動して泣けてしましました。久しぶりに「こんな男になりたいっ‼(頭はイヤですが)」と思ってしまいました。